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グリーフケアとは心に寄り添うこと

グリーフケアとは心に寄り添うこと

大切な人、家族、恋人、親友など失った悲しみは尽きることがありませんよね。

年月が過ぎてもなかなか癒えない喪失感。
「いつまでも悲しんでいる私は駄目なんだ・・・」と落ち込む方もいることでしょう。

でも違います!
悲しむことは悪くないのです。

それほど、その方々を大切にしてきたのですから。

ですが、生活に支障が出るほどの心の大きな穴。
塞ぐ魔法などは存在しませんし、喪失の事実を受け入れることでしか歩んでいく手段はありません。

そういった方々にこそ、【グリーフケア】で思いを共にする必要があるのです。
一人で悩み続ける必要はありません。

グリーフケアルームでカウンセリングを続けていると、「グリーフケアとは一体何?」という声が寄せられる時があります。
今回は、このグリーフケアはどういったものなのかについて触れたいと思います。

グリーフケアとは

まず【グリーフケア】について少しでも知ってほしいと考えております。
そういう願いから、グリーフケアについて少し書きます。

グリーフケアを必要とされる人は、【悲しみ】を抱えている方のことです。
悲しみを抱えている方は、どなたであろうとグリーフケアが必要となります。

誰にでもいつ起こるかも分からない【死別】。
死別は計り知れない喪失感や悲しみを生みます。

私も夫と死別した時、すごく大きな喪失感と現実を受け止められない悲しさを体験しました。
今でこそ、グリーフケアを行う側の私ですが・・・

自分と向き合えるまでかなりの時間を費やしたのです。

周囲の人から何気なく、励ましの言葉を受け取ると思います。
ですが、そういった励ましさえも悲しみを持っている方には受け取り難い言葉になりますよね。

「頑張れ」「もうこんなに月日が経っているのに」「早く立ち直らなきゃ」
こういった言葉は、自分では分かっているのですが悲しみが膨らむばかりです。

どんどん、どんどん気持ちに蓋をして平気なふりをしていませんか?
そういう方にこそ、グリーフケアは必要なのです。

グリーフケアには、悲しみが引き起こす症状や心境の変化もあります。

【ショック期】【喪失期】【閉じこもり期】【再生期】。

ショック期とは、死別したタイミングの無感覚の現実味のないときのことを言います。
私も夫が亡くなった時、大きなショック期となり無感覚になりました。

受け止めきれず、何が起こっているのかも正直わからないんですよね。

喪失期はもちろん、言葉の通り悲しみが膨らんでいる時のことを言います。
また、閉じこもり期は無気力状態のこと。

死別は頭の隅では理解はしているものの、やはり喪失感や無気力になってしまいます。
それほど、その人が大切で愛していたと言うことです。

再生期になると、社会的には活動ができるようになります。
他人との関わりも、この時点ではできるようにはなるのです。

これはあくまでも、目安であり確実なものでは有りません。

このどの症状になっているとしても、グリーフケアは必要になります。

悲しみを他の何かで消え去ることはできません。
ですが、思いを共有することはできます。

グリーフケアとは、悲しみを私のようなカウンセラーと共有していただくことです。

グリーフケアが必要な方や症状

グリーフケアについて説明しました。
悲しみを共有することこそが、グリーフケアであることがお分かりいただけたでしょう。

大切な人を亡くした悲しみは、身体へも大きな影響を及ぼします。

以下のような症状が出ている方は、グリーフケアが必要となります。

心の症状

大きな症状と言えば、心の症状です。

ぽっかり心に穴が空いたような寂しさ・悲しみ・絶望感や不安。
はたまた、喪失感・憂鬱・罪責感や思慕の情。

悲しいや寂しいはなんとなく分かると思います。

ですが、怒りや敵意なども心の症状として起こる場合があります。

「あの時ああしていれば、あの時こうしていれば」など自分に対しても怒りが込みあげてくるのです。

こういった心の症状は、知らず知らずのうちに起きている場合もあります。

身体の症状

心の症状以外にも、身体にも症状が起きます。

睡眠障害・食欲不振・消化不良や呼吸障害に疲労感など。
また、頭痛や吐き気・嘔吐に気力喪失や動悸なども起こります。

その他にも、アルコールや薬などに依存するという症状にも見舞われます。

心だけでなく、身体にも症状が出ることは当たり前のことなのです。

悲しみの大きさは誰にもわからないものですよね。
ですが、身体への症状や心への症状はサインなのです。

そういった方はいち早くグリーフケアを行う必要があるのです。

グリーフケアは悲しみを背負い、心や身体に症状が出ている人ほど必要になります。

グリーフケアの大切さ

グリーフケアについて理解いただくとともに、大切さも分かっていただけたでしょうか。

周囲に自分の気持を理解してもらえない、自分のことを言うのは難しい。
そう言って気持ちに蓋をしてしまう方もいます。

グリーフケアとは、悲しみを抑え込まないこと・自分の気持を肯定することなのです。
その後の生を歩むには、自分の気持ちを吐き出して整理することも必要です。

克服しえない喪失の重みを受け止め亡き人への思いを共にすることで、
皆様がその後の生を歩んでいく支えとなりたいと考えています。

同じ境遇、同じ体験をしている私だからこそお話を聞けると思うのです。

亡くなった方がどのような方だったのか、どのような思い出があるのか。
そういったお話でも構いません。

グリーフケアとは、あなたの生きていく未来には必要なことなのです。

周囲に支えがいる方は、その方に話を聞いてもらうだけでも構いません。

お話をできる環境でない、そういった人がいない場合・・・
私のようにグリーフケアを行っている人のところに行くか、
グリーフケア外来もございます。

カウンセリングなんて・・・と思わずにお話しいただけたらなと考えています。

グリーフケアは故人を思う上でも大切なことになります。

私が行っているグリーフケア

私が行っているグリーフケアについてもご紹介します。

基本的には2種類の方法でカウンセリングを行います。
1つは直接カフェなどでお会いしてのカウンセリング方法。

または、zoomや電話などでのカウンセリング方法です。
基本的には1時間お話を聞かせていただき、思いを共有したいと考えております。

気軽に外に出ることも、なかなか難しい方もいることでしょう。
悲しみが大きいほど、外に出かけようと思う気持ちがなかなか出てこない場合もございますよね。

ですので、電話などでお話を聞くことも可能です。
私と痛みや苦しみの感情を共有してみませんか。

私は皆様に無理は絶対に強いることは有りません。
皆様の悲しみや苦しみに寄り添いたいと思っているのです。

言葉にならない思いを、表に出していくお手伝いをいたします。

主人を亡くした私だからこそ、理解できる部分もあると考えています。
その一心でカウンセリングを行っております。

ゆっくりと少しでも、皆様が喪失と向き合えるようにお手伝いできますように。
皆様の一歩一歩を、着実にサポートいたします。